前澤さんのお年玉企画の考察しました。

前澤さんの100万円企画とは

株式会社ZOZOの前代表取締役前澤友作さんが
Twitterでフォローし、ツイートした内容をリツイートすることで応募資格が得られ、
その応募資格を持ったユーザーから無作為に選ばれた
ユーザーに100万円をプレゼントするという企画です。

なぜ注目されるのか

ベーシックインカムに近い

2020年のお年玉企画は当選者が完全に無作為に選ばれると発表されており、
ベーシックインカムに近いものだと言われています。

ベーシックインカムとは
最低所得保障とも言われており、人物を問わずに生活最低限の現金を支給します。
導入実験をしている国々もあり、生活の質の向上や、犯罪率の低下などの効果もみられています。

つまり、今回のお年玉企画は当選者の生活の向上、ないし地域の全体の発展の可能性があるというわけです。
また今までのベーシックインカムでは継続的に支給されていますが、今回は一度に大金を渡すので その効果が良くも悪くも大きく違う可能性まであります。

サービスとして

サービスという言葉には人のために活動をするという意味があります。
では、お金をプレゼントするということは、もらう側はどう思うのでしょうか?。

私はバーニングマンというイベントを聞いたことがあります。
バーニングマンは約1週間ほどのイベントでお金を使わず、物々交換などもありません。 ただ、それぞれが与え合うことで成り立ちます。
ですが、そのバーニングマンの本質的な意味は、人に尽くすことによって
相手に何かを還元したいという「恩返し」の気持ちが出てきます。

つまり、その恩返しという、人の気持ちで成り立つイベントです。

ではこのお年玉企画でお金を貰った側はどう考えるのでしょうか。
人はそこから必ず感謝の念が生まれ、上手く活用したいと考えて、
前澤さんや社会に恩返しがしたいと思うでしょう。
そしてその恩返しという言葉が「人のために活動をする」サービスという名前に変化して 新たなサービスが始まると考えました。

私はサービスは人の気持ちで成り立ち、そして新たなサービスを生んでいくものだと思いました。

最後に

私はこの記事を書いている内にあることに気がつきました。
最初はこのお年玉企画を一種の投資という意味で行なっているのかと思っていましたがそれは違いました。

ただ前澤友作さんという方がたくさんの人を喜ばせたい、楽しませたいという気持ちで行なっていると思いました。
なので、私もこれからたくさんの人を笑顔にできる人生にしていきたいと思います。